◆日本一のパワースポット「富士山本宮浅間大社」
富士宮市観光協会主催のFAMトリップにご招待いただきました。実は富士宮をがっつり観光するのは初めてのUKOARA。ここでは世界遺産構成資産の3つの神社を巡ります。
まず訪れたのは富士山信仰の聖地「富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)」。元々は富士山の噴火を鎮めるために建てられた浅間大社。本殿、拝殿、楼門はなんと、徳川家康の寄進によるものだそうです。祭神:木花之佐久夜毘売命(コノハナノサクヤヒメノミコ)山の神・火の神
【楼門】楼門の前にあるのが鉾立石。
【鉾立石】
浅間大社と山宮浅間神社を往復する「山宮御神幸」の際に鉾を立てた石だそうです。

【社殿】
関が原の戦いで勝利した4年後に大造営を行ったそうです。家康すごいな。
社殿の2階に本殿がある珍しいスタイル。本殿は国の重要文化財です。

社殿で正式参拝&巫女さんの舞い。

参拝の後はお神酒もどぞ。

【湧玉池(わくたまいけ)】
本殿の東側にあるのが湧玉池。富士山の雪解け水が湧き出ている霊池です。とてもきれいな池。
その昔は本宮で参拝後、この池で体を清めてから富士山に登ったそうです。

湧き水も豊富!!毎秒3.6kℓって!

この辺りはふれあい広場になっていて、もう、水遊びしちゃうよね。

【富士山本宮浅間大社】
住所:富士宮素宮町1-1
アクセス:新幹線新富士駅よりタクシーで約30分またはJR身延線富士宮駅より徒歩約10分
◆富士修験の中心地「村山浅間神社」

次にやってきたのが「村山浅間神社」。
なにやら珍しい銀杏がお出迎え。お乳銀杏的な。(文化財です。)

【大日堂】
もともとここは興法寺というお寺でここに修験者(お山で厳しい修行をする人・ホラ貝持っているイメージ)が集まったそうです。


賽銭箱も富士山です。

お堂の中には7体の像が安置されています。

私はこれが好き。役行者像(木造)。高下駄です。1608年に作られたそうです。

【護摩壇】
護摩木を燃やすところです。もう、神社というか、お寺要素多めです。

この辺りは富士山の溶岩で土が赤っぽいです。

少し歩くと一番古い富士山登山口の「村山口」があります。
ここをずーっと歩いていくと富士山6合目に出るそうです(所要時間11時間!)。
【金色の碑伝木】オベリスクみたい!と思ってしまったのは金色の碑伝木(ひでぎ)。修験者が山に登るときに神仏や自分の名前などを記したそうです。
【村山浅間神社】
住所:富士宮市村山1151
アクセス:JR身延線富士宮駅より車で約20分
◆富士山が御神体!「山宮浅間神社」
最後にやってきたのは山の中にひっそりと構える
「山宮浅間神社(やまみやせんげんじんじゃ)
」。
全国の浅間神社の中でも最も古いとされています。(推定12~13世紀)
富士山が噴火したときに溶岩が流れてきた末端に当たるそうです。

鳥居をくぐり進んでいきます。

あら、本殿がないよ!ということで更に進んでいきます。

こちらにも鉾立石。
【富士山遥拝所】
階段を上りきるとあるべきところに本殿がない!石列によって区分されているだけです。
本殿を建てても何度も台風などで吹き飛ばされてしまうので、それ以来ここには本殿を建てないようにしているんだとか。
この日はあいにく曇っていて見えなかったのですが、本来なら正面に富士山が見えるそうです。
そう、ここの御神体は富士山です。

天気が良いとこんな感じで富士山が見えるんですって。
富士山祭祀を最も感じられる場所です。ここはパワスポ好きな人にはお勧めです。

【山宮浅間神社】
住所:富士宮市山宮740
アクセス:JR身延線富士宮駅から車で15分
今回訪れた3つの神社を回るのは交通機関がないため、車・タクシーがオススメです。
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