ロイヤルカナン【第3回犬と猫の健康アンバサダーミーティング】②猫と尿石 : ! Buen viaje!（ブエンビアーへ）旅と猫

ロイヤルカナン品川本社で行われた【第3回犬と猫の健康アンバサダーミーティング】に参加しました。

①からの続きです。

テーマ「猫と尿石」

◆猫に多くみられる尿石

猫の祖先はサハラ砂漠に住むリビアヤマネコ。砂漠では自由に水が飲めないので排泄する水分を節約する＝濃いおしっこを作ります。ネコちゃんのおしっこってちょっと臭いがきついのです。

おしっこの中にはいろいろなミネラルが溶けていますが、

濃くなりすぎると溶けきれずに残ります。これが尿路結石。

◆尿路結石は2種類

尿路結石は2種類あります。

●ストルバイト結石→猫のおしっこが詰まる病気の約７０％

●シュウ酸カルシウム結石

【猫の下部尿路疾患　F.L.U.T.D.】猫の下部尿路はこんなふうになっています。

そして、ここに結石が詰まります。

◆尿路結石はオス猫に多い？

尿路結石はオス猫に多いと言われていますが、その理由がこちらです。

【オス猫とメス猫の尿路の比較】

オス・・・細くて長い＝詰まりやすい

メス・・・太くて短い＝流れやすい

尿石の出来やすさに差はありませんが、男の子のほうが詰まりやすいのです。

◆下部尿路疾患の症状

・頻繁におしっこに行く

・トイレ以外のところでもおしっこをしてしまう→叱らずに体の心配をしてあげましょう。

・トイレにいつもよりも長くいて少しずつしかおしっこが出ない

・おしっこが濁っている

・おしっこに血が混ざっている

・おしっこをするときに痛そうに鳴く

・お腹の下の方を触ると硬いものに触れる

・おしっこが全く出ない

↑下の3つの症状は緊急事態です。

様子を見て明日病院へ連れて行こう。ではなく、今すぐ病院に連れて行ってください！

命に関わります。

次の記事③ではおしっこを濃くしすぎないための実験をします。

●ロイヤルカナン犬と猫の健康アンバサダー募集

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